ブリッカーズ レゴ作品募集(2018年12月度)

レゴで2019年の干支のイノシシ作品を作った

2018年12月度テーマ:動物

2019年の干支のイノシシ作品。えさを探して森の中をうろつく姿を切り抜いたようなリアルさです。
2019年の干支のイノシシ作品の後ろ姿。上半身が大きな力強いスタイルが緻密に再現されています。 2019年の干支のイノシシ作品の顔アップ。小さな目に下顎から突き出た牙、特徴的な鼻も作りこまれています。 2019年の干支のイノシシ作品を斜め前から。生き物らしいお腹のラインもきっちり作りこまれています。
2019年の干支のイノシシ作品を斜め後方から。小さな脚ですが、作品が自立できるように作られています。 2019年の干支のイノシシ作品を真上から。なだらかな体のラインは、取り付けるパーツの位置を少しずつずらしながら丁寧に作られています。 2019年の干支のイノシシ作品。えさを探して森の中をうろつく姿を切り抜いたようなリアルさです。

みなさんこんにちは。
2019年になりました。今年1年もよろしくお願いいたします。

うっかり元日から風邪をひいてしまっていまだに治らず、2019年は幸先の悪いスタートを切っています。
おみくじをひきましたが「吉」でした。
吉って場所によって大吉の下だったり小吉の下だったりと、イマイチ立ち位置の分からない運勢ですよね。
内容もあんまりいいことが書いてなかったので、括り付けてきてしまいました。
これで、悪いものが経ち切れればいいのですが。

今回のブリッカーズレゴ作品コンテストでは【テーマ:動物】として2018年12月の作品募集をしておりましたが、1/4にて締め切り、全作品を公開いたしました。

今月の優秀賞に選ばせていただいたのは
KABA 様作
『イノシシ』です。
—————————–
【KABA様の作品紹介コメント】

2019年の干支であるイノシシです。一番苦労したのが身体の形をできるだけリアルっぽく見せること。とくにお腹から腰にかけてのラインは何度も作り直しました。野生のイノシシが、えさを探して森の中をうろついているような姿が表現できたかなと思います。

また、4本の足できちんと立てるように工夫してあります。
—————————–

【ブリッカーズ審査員からのコメント】

KABA様、優秀賞おめでとうございます。
餌を探すイノシシの動きの中の一瞬が切り取られたような、臨場感ある作品です。 苦労された胴体のラインは丁寧に段が作られ、リアルなフォルムを生み出しています。 内部の構造や作り方是非見てみたい、気になる作品です。

———————————————————–

惜しくも選ばれなかった方々も誠にありがとうございました。
是非他の作品もご覧ください。↓

【その他の応募作品はコチラからご覧ください】

保存

ブリッカーズ レゴ作品募集(2018年11月度)

レゴでクリスマスの街角の作品を作った

2018年11月度テーマ:クリスマス

サンタに扮した音楽隊が街角の広場に集まるクリスマス作品。後ろにはカフェとおもちゃ屋があります。 サンタに扮した音楽隊が街角の広場に集まるクリスマス作品。おもちゃ屋の中には、ロボットやスペースシャトルのおもちゃが飾られています。
サンタに扮した音楽隊が街角の広場に集まるクリスマス作品。カフェにはエスプレッソマシーンが置かれています。 サンタに扮した音楽隊が街角の広場に集まるクリスマス作品。広場には子供たちが集まってきました。

みなさんこんにちは。
12月に入り、ますます寒い日が増えてきました。

眼鏡をかけていると、寒い外から暖かい屋内に入ったときに眼鏡が曇ってしまって困ることが多くなります。
外すわけにもいかないのでハンカチで拭いつつ使っていますが、眼鏡用の曇り止めって、そういう時には効果あるのでしょうかね?

今回のブリッカーズレゴ作品コンテストでは【テーマ:クリスマス】として2018年11月の作品募集をしておりましたが、12/1にて締め切り、全作品を公開いたしました。

今月の優秀賞に選ばせていただいたのは
薬師山 様作
『ホリデースクエア』です。
—————————–
【薬師山様の作品紹介コメント】

街かどのちいさな広場に今年も音楽隊がやってきました。 音楽隊のメンバーは、こどもたちの笑顔が見られるのを楽しみにしています。 カフェのマスターもおもちゃ屋さんの奥さんもいっしょに聴き入ってます。 ことし一年お疲れさまでした。来年も素晴らしい年になりますように。 ハッピーホリデー!
(補足) サイドボードに飾るため、大きくなりすぎないよう16×16サイズに広場と建物二つを作りました。 音楽隊フィグは楽器を持っているので思ったよりも場所を取ってしまい、何人か置いたら広場はいっぱいになりました。
—————————–

【ブリッカーズ審査員からのコメント】

薬師山様、優秀賞おめでとうございます。
楽しげな広場の音楽隊だけでなく、わずか4スタッドの幅に収められたおもちゃ屋とカフェも精密に作られており、16×16のサイズを一切無駄にしないよう細部まで丁寧に作られた作品です。

———————————————————–

惜しくも選ばれなかった方々も誠にありがとうございました。
是非他の作品もご覧ください。↓

【その他の応募作品はコチラからご覧ください】

ブリッカーズ レゴ作品募集(2018年10月度)

レゴで魔法の本の作品を作った

2018年10月度テーマ:魔法

魔法使いと魔法の本の作品。煙の中から色々なキャラクターが出てきています。
魔法使いと魔法の本の作品を上から。煙の中には魔法使いやランプの精、魔女たちがいます。 魔法使いと魔法の本の作品を正面から。ランダム積み上げられた本の周りには、本からでてきたたくさんのミニフィグ達がいます。

みなさんこんにちは。
11月に入り、今年も残り2ヶ月になりました。
風邪やインフルエンザが流行る時期になってきましたので、暖かい服を着て、温かい食べ物を食べて免疫力を高めないといけませんね。

今回のブリッカーズレゴ作品コンテストでは【テーマ:魔法】として2018年10月の作品募集をしておりましたが、
11/1にて締め切り、全作品を公開いたしました。

今月の優秀賞に選ばせていただいたのは
yumi 様作
『魔法の本』です。
—————————–
【yumi様の作品紹介コメント】

魔法使いによって本の中から出てきたイメージで作りました。
絵本から出てきた動物達もいます。
白いモクモク感を出すのに苦戦しました。
—————————–

【ブリッカーズ審査員からのコメント】

yumi様、優秀賞おめでとうございます。
積み重ねられた本や、作るのに苦戦したという白いモクモクの作りが素敵な作品です。
散りばめられたミニフィグたちが大きな本から降りていく様子は可愛く、飾っておきたくなります。

———————————————————–

惜しくも選ばれなかった方々も誠にありがとうございました。
是非他の作品もご覧ください。↓

【その他の応募作品はコチラからご覧ください】

保存

ブリッカーズ レゴ作品募集(2018年9月度)

レゴでハロウィンと日本の秋が融合した作品を作った

2018年9月度テーマ:ハロウィン

ハロウィンと日本の秋が融合した作品。ライトブロックで彩られた和洋の建物二棟です。
ハロウィンと日本の秋が融合した作品。グレーと紫の不気味な建物に、たくさんのモンスターが棲んでいます。 ハロウィンと日本の秋が融合した作品を右上から。洋風の建物はジャックオランタンやオレンジのパーツがアクセントになっています。 ハロウィンと日本の秋が融合した作品。紅葉に彩られた木と鳥居が和の雰囲気を感じさせます。
ハロウィンと日本の秋が融合した作品。赤と金で作られた作品の奥にはホワイトのLEDが配置されており神秘的です。 ハロウィンと日本の秋が融合した作品。二つの建物の間には赤く光る川が流れています。 ハロウィンと日本の秋が融合した作品。和の忍者と、洋のモンスターたちが出会う様子は物語を予感させます。

みなさんこんにちは。
10月に入りましたが、皆さんにとって今年の秋はどんな「○○の秋」ですか?
読書、芸術、スポーツなど色々ありますが、やっぱり私は食欲の秋です。

今回のブリッカーズレゴ作品コンテストでは【テーマ:ハロウィン】として2018年9月の作品募集をしておりましたが、
10/1にて締め切り、全作品を公開いたしました。

今月の優秀賞に選ばせていただいたのは
ピビバノ 様作
『Halloween in Japan』です。
—————————–
【ピビバノ様の作品紹介コメント】

ハロウィンと日本の秋・紅葉を合わせてみました。
—————————–

【ブリッカーズ審査員からのコメント】

ピビバノ様、優秀賞おめでとうございます。
ハロウィンと和の融合ということで毛色の全く異なる日本と西洋の建築を隣り合わせにしながら、和の赤と金、洋の紫とオレンジでマッチする色調により調和がとれた作品です。鳥居から出てくるニンジャと、橋を渡ってくる魔女との出会いが物語を予感させてくれます。

———————————————————–

惜しくも選ばれなかった方々も誠にありがとうございました。
是非他の作品もご覧ください。↓

【その他の応募作品はコチラからご覧ください】

ブリッカーズ レゴ作品募集(2018年8月度)

レゴでモダンな一戸建ての家を作った

2018年8月度テーマ:建物

自然に囲まれて暮らすモダンな家の作品。ウッドテラスが特徴的です。
自然に囲まれて暮らすモダンな家の作品を正面から。白壁に開いた窓はそれぞれサイズ違いになっていて、現代の都市にマッチするデザインです。 自然に囲まれて暮らすモダンな家の作品を側面から。1階と2階のどちらにもウッドテラスがあり、観葉植物を眺められます。 自然に囲まれて暮らすモダンな家の作品を上から。中央には中庭もあります。
自然に囲まれて暮らすモダンな家の作品の2階部分。内装もモノクロを基調にしていてスタイリッシュです。 自然に囲まれて暮らすモダンな家の作品の1階を上から。ガラスのテーブルやキッチンカウンターがおしゃれです。 自然に囲まれて暮らすモダンな家の作品のアップ。テラスから見える中にも、植物の鉢植えが飾られています。

みなさんこんにちは。
9月は天気がイマイチな日が多く、過ぎた猛暑がまるで嘘のようですね。
学生の皆様は、今年の夏休みはきっちり宿題を終えられましたか?

今回のブリッカーズレゴ作品コンテストでは【テーマ:建物】として2018年8月の作品募集をしておりましたが、
9/1にて締め切り、全作品を公開いたしました。

今月の優秀賞に選ばせていただいたのは
hana_lego 様作
『green house』です。
—————————–
【hana_lego様の作品紹介コメント】

大きなテラスと中庭で自然に囲まれて過ごせる家。季節や流れる時間によって植物が変わったり家
の雰囲気の変化も楽しめます。
—————————–

【ブリッカーズ審査員からのコメント】

hana_lego様、優秀賞おめでとうございます。
既成のレゴのテーマにはないモダンでスタイリッシュな雰囲気が素晴らしい作品です。ウッドテラスやエクステリアのライトにおしゃれな窓など、細かい部分まで一貫性があり、レゴ以外にも通じるデザインセンスを感じさせます。

———————————————————–

惜しくも選ばれなかった方々も誠にありがとうございました。
是非他の作品もご覧ください。↓

【その他の応募作品はコチラからご覧ください】

ブリッカーズ レゴ作品募集(2018年7月度)

70816 レゴ ムービー ベニーの宇宙船ったら宇宙船!の組み替え作品を作った

2018年7月度テーマ:宇宙

70816 レゴ ムービー ベニーの宇宙船ったら宇宙船!の組み替え作品。ワイルドガール1人乗りの高速宇宙艇。
70816 レゴ ムービー ベニーの宇宙船ったら宇宙船!の組み替え作品。元モデルのエンジンは無線子機に作り替えられています。 70816 レゴ ムービー ベニーの宇宙船ったら宇宙船!の組み替え作品。子機に使われていたウィンドスクリーンがメインに使われています。

みなさんこんにちは。
お盆が始まりますが、皆様の家ではきゅうりの馬となすの牛を作る習慣はありますか?
実は細かなルールがいくつかあるようなので、やる場合には一通り調べておきましょう。

今回のブリッカーズレゴ作品コンテストでは【テーマ:宇宙】として2018年7月の作品募集をしておりましたが、
8/1にて締め切り、全作品を公開いたしました。

今月の優秀賞に選ばせていただいたのは
TMC_YG 様作
『ワイルドガールの宇宙艇ったら宇宙艇!』です。
—————————–
【TMC_YG様の作品紹介コメント】

ベニーの宇宙船の組み替えで作りました。単座の高速戦闘艇です。無線誘導の子機付き。
—————————–

【ブリッカーズ審査員からのコメント】

TMC_YG様、優秀賞おめでとうございます。
70816 レゴ ムービー ベニーの宇宙船ったら宇宙船!の組み替え作品ということですが、
元々の面影が垂直尾翼と無線子機くらいで、このまま別のセットとして売っていても不思議でなさそうです。
クラシックスペースらしいモデルからシャープな戦闘艇への生まれ変わりが見事な作品でした。
メカメカしい子機と、前進翼が使われているフォルムがカッコイイです。

———————————————————–

惜しくも選ばれなかった方々も誠にありがとうございました。
是非他の作品もご覧ください。↓

【その他の応募作品はコチラからご覧ください】

保存

レゴを夏休みの自由研究に使う:その8

【レゴを使った絵日記】

レゴブロックを使った自由研究のアイディア提案。今回はレゴのビルド能力が問われるテーマです。
昨年のアイディアも一緒に見て、できそうなものをやってみてはどうでしょうか?

6-5.レゴブロックで、レゴで身近なものを作って、クイズにしてみる

ネコとニンジンを、レゴで作りこみの度合いで分けて3パターン用意しました。

レゴブロックは、目で見れるのものならだいたい作ることができますよね。
では、それをどこまで簡単に作っても理解してもらえるでしょうか。

果物や野菜、動物などみんなが分かる、そして自分がレゴブロックでちゃんと作れる身近なものを作ってみましょう。
その時に同じものを画像のように最低3つは作って、
1.できるだけ真似て作ったもの
2.最低限の特徴が分かるようにできるだけ簡単に作ったもの
3.1と2の中間くらいのもの
と作りこみやパーツ数の違うバリエーションを用意しましょう。

できたら家族や友達に、パーツ数の少ない簡単なものから順に「これは何でしょうか?」とクイズを出し、どこで正解になるかを記録していきます。
問題を出した相手には、「どうして分かったの?」「どうして分からなかったの?」ということも聞いてみましょう。
答えを集めてみたら、問題を出したものに対してみんながどんな特徴を意識しているか、
そして、自分の作ったレゴに何が足りていないかわかるかも知れません。

それが分かったら、もう一度同じものをよく考えて作ってみましょう。

この自由研究を作るにはプレートプレートタイルがオススメです。

レゴを夏休みの自由研究に使う:その7

【レゴを使った絵日記】

レゴブロックを使った自由研究のアイディア提案。今回は定番中の定番です。
昨年のアイディアも一緒に見て、できそうなものをやってみてはどうでしょうか?

6-5.レゴブロックで、夏休みの思い出を絵日記にしてみる

アイスクリームの移動販売車のレゴ作品。夏休みの思い出作品の一例です。 夏に家族でバーベキューするレゴ作品。夏休みの思い出作品の一例です。
海水浴のレゴ作品。夏休みの思い出作品の一例です。 無人島で子供たちが遊ぶレゴ作品。夏休みの思い出作品の一例です。

夏休みの定番のうちの一つに、絵日記があります。
もちろん普通は絵を描くものですが、それをレゴブロックで作ってみるのはどうでしょうか?
夏休みにしたことや出かけたことを覚えたり写真に撮ったりして、
家に帰ったら忘れないうちに形にしてみて、できたら写真に撮って日記帳に貼りましょう。

限りあるパーツのなかで自分が見ても他の人が見ても、何をしているか分かり、そして楽しそうに作れるかがポイントです。
行った場所や見たもの、楽しかったことなどの特徴をうまくとらえないといけません。

約1ヶ月半の夏休みで、どれだけ多くの作品を作ることができるのか?
継続力とアイディアを生み出す力が活きそうなテーマですね。

この自由研究を作るには基本ブロックプレートミニフィグパーツがオススメです。

レゴを夏休みの自由研究に使う:その6-5

【レゴを使った錯覚・錯視・トリックアート 第5弾】

自由研究のアイディア提案ということで、レゴを使った錯覚・錯視・トリックアートの第5弾です。
前回から引き続き、今回も錯視を使った作品です。
昨年のアイディアも一緒に見て、できそうなものをやってみてはどうでしょうか?

6-5.レゴブロックで、ヘルマン格子錯視(ハーマングリッド)を表現してみる

ヘルマン格子錯視のレゴ作品。白い四角タイルに張り巡らされた黒いタイルの交差点が明るく見えます。
16 x 16の黒いプレート上に、等間隔に2 x 2の白いタイルが貼られています。
白いタイルの間には黒いタイルを巡らせてありますが、黒いラインが交差する部分は黒のようにも、ダークグレーのようにも見えます。
実際には一体何色なのでしょうか?
答えは下にスクロールしてご覧ください。

ヘルマン格子錯視のレゴ作品の色味を変えて写したもの。実際には交差点も黒いタイルなのが分かります。

実際には長いタイルが貼られているので、他と同じ黒い色をしていました。
しかし、この画像でも交差部分は他の黒い部分より明るく見えますよね。

これはヘルマン格子錯視またはハーマングリッドと呼ばれ、格子状の模様のことで、交差点の部分が隣り合う色(白または黒)に近づいて見える錯視です。
色の明度対比による視覚現象の1つで、ドイツの生理学者ヘルマンによって1870年に発見されました。
白地に黒い線なら黒い線の交差点が白く見え、黒地に白い線なら交差点は黒っぽく見えます。
この錯視は四角形を均等な余白をとって並べただけで発生してしまうので、
不思議な錯視というよりもデザイン上で邪魔になってしまうことの多い厄介な現象です。

この自由研究を作るにはプレートや、タイルがオススメです。

レゴを夏休みの自由研究に使う:その6-4

【レゴを使った錯覚・錯視・トリックアート 第4弾】

自由研究のアイディア提案ということで、レゴを使った錯覚・錯視・トリックアートの第4弾です。
今回は前回から趣向を変えて、錯視を使った作品です。
昨年のアイディアも一緒に見て、できそうなものをやってみてはどうでしょうか?

6-4.レゴブロックで、エビングハウス錯視を表現してみる

エビングハウス錯視のレゴ作品。大きな円に囲まれると、小さな円に囲まれた同じものより小さく見えます。
2枚の赤い円形のタイルが、それぞれ黒い大きな円と小さな円に囲まれています。
左にある大きな円に囲まれた赤いタイルは小さく、右の小さい点に囲まれた小さいタイルは大きく見えますよね。

ですが、レゴにそんな中途半端なサイズのタイルはありましたっけ?
答えは下にスクロールしてご覧ください。

エビングハウス錯視のレゴ作品を色味を変えて写したもの。ブロックの目地が見えると同じサイズだと分かります。

実際には同じサイズのタイルでした。
画像の色を整えるとタイルの目地がはっきり分かり、2つの赤いタイルが同じものだとはっきり分かりますね。これは「エビングハウス錯視」による効果です。
エビングハウス錯視とは、相対的な大きさ知覚に関連する錯視の一種です。
今回の作品のように、同じ大きさの円が2つあり、それぞれ大きな円か小さな円で囲まれている図がもっとも有名です。
大きな円で囲まれた円は小さく、小さな円で囲まれた円は大きく知覚されます。
しかし、7歳以下の子どもはこの錯視を起こしにくいという研究結果もあるそうです。
なんでもそれは大人には備わっている未発達な視覚的文脈への感受性を利用することで起こしているためだとか。

この錯視はヒト以外でも確認されており、イルカでは同様の結果が得られる一方、ハトではヒトと逆の錯視が確認されているということですが、
イルカやハトの「視覚的文脈への感受性」というものははどうなっているんでしょうね。

なかなか興味深い自由研究のテーマになりそうですが、7歳以下には通じにくいようなので、小学校高学年以上にオススメです。
錯視を利用した作品は写真だけでなく、作った作品そのものに錯視を引き起こすのでどこから見られても問題ないし、展示にも向いています。

この自由研究を作るにはプレートや、タイルがオススメです。

1 5 6 7 8 9 11